プレスリリース：「Smode、CESでソニーのバーチャルプロダクションショーケースをサポート」

フランスのSmode Techの子会社Smode Japanは、2024年1月9日から12日、アメリカ・ネバダ州ラスベガスで開催された世界最大のテクノロジーイベントであるCES 2024、ソニーブースのバーチャルプロダクション(VP)のデモにおいて、バーチャルプロダクションとXRのソリューションであるSmode XRを使用しSony PCLをサポートしました。

Smode JapanとソニーPCLのパートナーシップは、東京・清澄白河にあるバーチャルプロダクションスタジオでの関係を基にして、バーチャルプロダクションソリューションや、Crystal LEDといったLEDディスプレイの可能性を広げています。

今回のCES 2024におけるバーチャルプロダクションデモの目的は、来場者にバーチャルプロダクションを実際に体験してもらい、技術への理解を深めてもらうこと。

CES 2024でのXRコーディネーター、助田 喜久氏は、Smodeの技術が直感的かつ使いやすいと高く評価しています。「リアルタイムでの操作が必要とされる今年のCESのようなイベントにおいて、メディアサーバーとしてシームレスなシーンの切り替えが可能であり、コンテンツ制作を行えることが、ブースのショーコントロールに最適。」と語りました。 また、「セットの拡張(XR)により、様々な撮影角度が可能になり、来場者に少しの驚きを提供した。」と述べています。

Smode XRは、LED、リアルタイムコンテンツ、カメラトラッキングを組み合わせ、実世界と仮想世界を融合させ、バーチャルプロダクション環境を強化します。 コンテンツは、Unreal EngineやNotchなどのサードパーティ3Dエンジン、またはSmode自身の内部エンジンで作成が可能で、主要なトラッキングシステムと互換性があります。

ソニーPCLでは過去12か月にわたり、XRを用いたミュージックビデオや短編映画などが制作されてきました。

Smode JapanのCEO、Jamie Goodenoughは「Smode JapanはソニーPCLと協力し、彼らの才能ある技術チームと様々なプロジェクトで協力してきました。ラスベガスでのバーチャルプロダクションでもしなやかにサポートする。」とコメントしました。